高額報酬もある治験アルバイト
借金を返すために、私でもできそうな副業を調べていた時に見つけたのが「治験アルバイト」です。
世の中に出る前の薬とかサプリメントの効果を、人で実際に試してみるというやつですね。 正直「危なそう・・・」というのが第一印象。 でも、当時はまとまったお金が欲しかったし、とにかく治験アルバイトは報酬がかなり高かったので、とりあえず調べてみました。
治験というのは、簡単に言うと、新薬を開発するための臨床試験のことです。 厚生労働省から認可をもらうためのデータ収集として、まずはラボで試験管を使った実験や、動物実験を行います。 そこで安全性や有効性が判明すると、実際に人で試験します。 これが臨床試験です。 治験は、厚生労働省の「医薬品の臨床試験の実施の基準」(GCP)に沿って行われるため安全や人権は守られています。
治験アルバイトにもいろいろあって、2泊3日とか泊まり込みで報酬が5万円とか、15回通院して15万円もらえるとか。 中には2週間泊まり込みプラス通院5回で30万円以上もらえるというのもありました。 この報酬、アルバイトの域を超えていますよね。
健康体の人でも参加可能
治験は疾患のある人だけでなく、健康な人でも参加できます。 健康な人の場合は、薬の候補を少量だけ使い、少しずつ増やしながら安全性について調べることが多いようです。 また、体内での吸収スピードとか排出されるまでにかかる時間も調べられます。
モニターに申し込むと、モニターをする薬についてなどの説明会があり、健康診断を受けます。 泊まり込みの場合は、定期的に心電図や採血、尿検査、血圧測定、問診などを受け、それ以外は本を読んだりDVDを観たり比較的自由に過ごせます。 薬の種類によっては、ずっと安静にしていなければならないなどの制限もあるようです。
私は約半年の間に8回通院するものをやってみました。 思ったより大変ではなく、身体への負担もあまり感じなかったので安心しました。 期間は長かったのですが、これで10万円近くもらえました。 ちなみに、治験アルバイトが高いのは危険だからではなく、拘束時間が長いからのようです。 空いた時間を使ってできるので、とても助かりました。